DIYで安く簡単に洗濯機の給水ホースが外れて水浸しを防ぐ!オートストッパー付き水栓に交換

DIYでオートストッパー付き水栓に交換する方法 DIY

洗濯機の水道の蛇口を開けっ放しにしている人、手を挙げて!

はい、わたくし握力12.5のうめママです。

蛇口をいつも開けっ放しにしている方は、蛇口がオートストッパー付きかどうかをチェックしてみてください。

洗濯機と蛇口をつなぐ給水ホースの蛇口側がはずれたら、水がじゃんじゃん出て部屋は水浸し、階下への浸水・高額な水道代などの大問題が起こるのを防ぐ方法。

もし、洗濯機の水道が懐かしい小学校の運動場の蛇口みたいなやつだったら、要注意です。

大工さんからのアドバイス「洗濯機の蛇口は閉めておけよ」

今の築年数50年あまりの家に引っ越した時に、キッチンとお風呂のリフォームをしました。

その時の大工さんがくれた一言。

「洗濯機の水栓は閉めておいた方がええわ。
ちょっと上から物が落ちたとかで、ホースが外れることがあるから。
自分とこも下の階もえらいことになるわ。
そんな現場に入ったこと何べんもあるからなぁ。」

1行1行すべてに戦慄しました。

なぜなら、過去に苦い思い出があったから。

遠い思い出:アパートのベランダがナイアガラの滝になった日

あれは20年以上前のこと。

当時東京で単身用のアパートの2階に住んでいました。

ある寒い冬の日のこと。

自転車で学校から帰ってきた私は間もなく家というところで異音に気付きました。

晴天なのにザアザアと水が流れる音がする。

ふと音の方を見ると、なんと自分の部屋のベランダから滝のように水が流れ落ちていたのです。

本当にこんな感じだった・・・

当時まだ携帯が普及していなかったのが残念。スマホ持ってたらとりあえず動画撮ってたと思う。

わけがわからなすぎて(´;ω;`)

当時、DIYのディの字も知らなかった私は、手におえないと水道屋さんを呼びました。

水道屋さんにより真相が解明されます。

その日はとても寒くて、洗濯機への水道管やホースの中身が凍結した。

そして凍結により、蛇口と給水ホースの接続部分に圧力がかかり、給水ホースが外れてしまったのです。

オートストッパーの付いていない水栓だったので、日が昇って氷が溶けるとともに蛇口から水が噴き出してナイアガラ化したと。

今考えれば、事件が起きたのがベランダで本当に良かったと思う。
水浸しなのはベランダだけで、室内は影響なし。

下の部屋はファミリータイプが1部屋だけで、ベランダがなく何の被害もなかった。

わが家の水道代以外は。

その月の検診の時に、水道屋さんに「漏水してません?」と声をかけられたのは言うまでもないですね。

この事件を思い出して、これは対策をせねば!と思っていたものの、臨月だった私は蛇口を閉めることもせず、なんとそのまま3年半放置することになります。

洗濯機の配送のお兄さんが神だった「これ自分で簡単に変えられますよ~ニコ」

なんで3年半も放置していたかというと、勝手な思い込みで友人宅でみたこういう水栓に変えないとオートストッパー機能はつかないと思っていたから。

これだと交換がおおごとになりそうだと思い躊躇していた。

でも、先日洗濯機を買い替えた際に、配送のお兄さんが

「これ、オートストッパー付きに交換した方がいいですね。

僕がやると3,000円くらいなんですが…簡単だし自分でやった方が安いんですよ。

やり方はですね…」

え?そんなに簡単なんですか?

というか、タダで教えてもらっていいんですか???

和牛の水田さんをよりイケメンにしたようなお兄さん、穏やかな口調でなんて素敵な情報をくださるのでしょう…感激。

というわけで、交換方法を教えてもらいました。

家電設置のプロ直伝|洗濯機の水栓をオートストッパー付き水栓に交換する方法

水道の元栓を閉める必要もなく、交換作業は数分で終わります。

水栓の交換に必要なものは3つだけ

  • オートストッパー付き水栓
  • ウォーターポンププライヤ
  • バケツなど水を受けるもの

オートストッパー付き水栓てこんなやつ

わが家のケースで必要なオートストッパー付き水栓は、このタイプ。

蛇口の吐水口部分のみのやつです。
三栄水栓という会社のもの(PY124-41TVX-16)を使いました。

そう、全く調べていなかったのですが、吐水口だけの交換でよいオートストッパー付き水栓があったわけです。

蛇口のタイプによって種類があるので、自分の家の蛇口に合うものに交換してください。

わが家の場合には、上の画像の左側のタイプの水栓でした。

で、さらにその水栓に対応したニップルが何種類かありました。

最終的に一番左のものを選んだのですが、なぜならば「なんか恰好いいから」という浅い理由からです。

ちなみに、樹脂製のものもありますが、劣化することを考えるとやはり金属製が良いようです。

ウォーターポンププライヤーまたはモンキーレンチ

ウォーターポンププライヤーがあれば一番良いですが、モンキーレンチでも代用できると思います。

どちらもない場合は、ダイソーにも売っているらしいので1つ買ってもいいかも。
ただし、私がネットで見たものは300円でした。

わが家では電気工事士試験を受けた時に購入したセットのHOZAN製プライヤーを使いました。

雑巾・水受け用のバケツ

これは外した洗濯機ホースから出る水を受けるために使います。

そんなに大量の水が出るわけではないので、バケツでなくても大丈夫だけど、何か入れ物は用意しておいた方がいいです。

じゃないとほぼ間違いなく、「水がああああ!!!!」となります。

オートストッパー付き水栓の交換方法

5つのステップで交換完了という、本当に簡単な作業です。

  1. 蛇口を閉める
  2. 洗濯機のホースを外す
  3. 既存の水栓を外す
  4. オートストッパー付き水栓を付ける
  5. 洗濯機のホースをはめる

トータル5分位で終わります。

1.蛇口を閉める

閉める方法は説明するまでもありません。

が、これを忘れると水がバシャーっと洗面所に撒き散らかされて悲しいことになるので絶対に忘れないでください。

2.洗濯機のホースを外す

ホースの口の形状は機種(時代)によって異なると思いますが、このタイプがほとんじゃないでしょうか。

これは、すでにストッパー付きの水栓に付け替えたあとの写真です。

白い樹脂でカチッとはめるタイプのもの。

これを外します。

外し方は金属部分にひっかかっている樹脂パーツの根元をおさえながら、丸い部分全体を引き下げて(下の写真だと右側に引っ張る)グイッと抜きます。

握力のない私の場合、2の動作を行う時に、黒の破線部分を左手で押したらすんなり外れました。

とても古い洗濯機でネジでとまっているという場合もまだあるかもしれませんあ

3.既存の水栓をはずす

作業自体は簡単で、プライヤーで挟んで回すだけです。

が、お兄さんがここだけ注意してねと伝授してくれたポイントがあるので、お伝えします。

水栓をはずす時の注意点

古い水栓の場合、ナットが固く締まってしまい、外れにくいことがあります。

その場合に、上を押さえないで力任せに回すと水道の根元部分が外れてしまうことが

ここが外れると元栓を閉めていないと水がダダ洩れになってしまいます。

そうならないように、必ず上のハンドル部分に手をかぶせて、根本が廻ってしまわないよう蛇口の首?部分を抑えながら外すようにしましょう!

とのことでした。

ナットをはずしたら、ひっぱると水栓も外れてきます。

この時、中にパッキンが残るので、外すのを忘れずに。

4.新たにオートストッパー付き水栓を取り付ける

これは、水栓をはずす作業を逆に行うだけです。

水栓をグッと差し込んで、ナットをしめます。

これで、交換作業は完了!

5.洗濯機のホースを取り付ける

洗濯機のホースを取り外したのとは反対に、グッと差し込んで樹脂のひっかけ部分がちゃんとはまるように取り付けます。

では、最後に水漏れがないか確認しましょう。

念のためにそーっと蛇口を開いて、洗濯機を動かします。

どこからも水が漏れていなければ、無事に完了です!

オートストッパー付き水栓でも定期的に開閉をした方がいい理由

お兄さんがくれたアドバイスがもう一つ。

オートストッパー付き水栓にしても、定期的に開閉したほうが良いということ。

理由は、蛇口のパッキンが開閉することにより強くなるから。

開けっ放しにしておくと、パッキンの弾力がなくなって、蛇口ハンドルの下部分から水漏れしてしまうそうです。

そうなると、水の元栓を閉めてのパッキン交換になるので、ちょっと面倒だと。

人に言えた義理ではないですが、ちょこちょこ開閉してあげましょう。

お前がな!っていう…

DIYでのオートストッパー付き水栓の交換にかかった金額

約1,600円

わが家の場合、工具があったので、新しい水栓の金額のみでした。

DIYでオートストッパー付き水栓に交換してみたまとめ

交換作業は本当に簡単であっという間でした。

水を受けるバケツを準備していなかったので、そこで慌てたくらい。

握力12.5でも5分で終わると思います。

お金も特殊な工具も必要なしで、安心生活を送れるので、まだの方はぜひやってみてください!

でも、新しい水栓がピカピカなので、蛇口の錆がものすごく気になるように…。

今度はサビをキレイにする方法を調べないと…と思ったうめママでありました。

では!

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