【簡単】DIY|ロイヤル通販の漆喰を自分で塗ってみた

こんにちは!握力12.5の非力高齢DIYerうめママです。

漆喰塗りシリーズ第3弾は、ロイヤル通販の漆喰。こちらは楽天などのネットショップでたくさんのレビューがついている人気の練り済み漆喰。

実際使ってみたところ、とても塗りやすく素人でも簡単にフラットでキレイな壁が作れるなと感じました。もちろん、模様付けをする方にもおすすめです。

ロイヤル通販の練り済み漆喰って?

現時点で楽天レビュー3000件以上を誇る、大人気練り済み漆喰。

  • 4kg(約2畳分)の小袋に分かれており使いやすい
  • 袋の上からモミモミするだけで塗れる
  • 2度塗りで仕上げる
  • カラバリは5種類

小袋に分かれていたり、下準備がモミモミするだけというのは扱いやすくてとてもいいです。

5色展開です。私が買った当初は4色でしたが、ライトベージュが増えていました。

出典:楽天市場 ロイヤル通販

画像はロイヤル通販様のページよりお借りしました。

私が購入した時より一色増えて名前が変わっているため多分ですが、使ったものはベージュ。

口コミを読むと、白は真っ白ではないようです。本当に真っ白の漆喰が良い場合にはスイス漆喰「カルクウォール」または「カルククリーム」がおススメです。

また、クリーム・ベージュはかなり薄めの色です。

アクセント的に使うなど、はっきりと色付きです!!と主張させたい場合にはバタークリーム・ライトベージュを選んだほうが良さそうです。

ロイヤル通販の練り済み漆喰の塗り方

さずがに3回目の漆喰塗りとなると私の方もコツを掴んできました。

漆喰を塗るケイカル板にはあらかじめしっかりシーラーを塗りました。マスキングも余裕を持たせてテープを貼りました。

下準備は万全です。

これ以降の手順はこんな感じ。

  1. 漆喰を袋の上からもみもみする
  2. パテ板の上で練る
  3. 1度目の塗りを行う
  4. 2度目の塗りを行う

漆喰を袋の上から揉む

まずは開封前に袋のまま漆喰を揉みます。これには2つの理由がります。

  • 漆喰全体をなじませるため
  • 漆喰の中に含まれるダマをつぶすため

後半のダマが曲者で、壁に塗ったときにつぶれて筋になったりします。

白い粉だったら特に問題がないのですが、なぜが赤い色だったりするので白い漆喰に赤い筋が入ると気になる人は気になるかも…。口コミにも何個かそういった投稿がありました。

私はグレージュカラーの漆喰で、しかも小さな粒だったのであまり気にしていません。

ただ、この粒を袋の中にある状態ですべて潰すのは無理だと思います。

パテ盛板の上で漆喰を練る

ということで、パテ板の上で軽く練りつつ粒を潰していきます。

漆喰を塗る道具として、100均のチリトリとゴム手袋でいいとか色々と意見がありますが、私はやっぱり鏝とパテ盛板。

パテ盛板はコテ板やコテ台などとも言われており、いわゆる左官屋さんが使っているような持ち手のついた板。

じゃないとこの練る工程がすごく難しい!

チリトリって平らじゃないので、うまく鏝で粒を潰すことができません。あと、単純に小さすぎます…。鏝を使うにはですが。

手袋だったら、いっそチリトリではなくボウルの方が水も垂れないし良い気がします。

ここでしっかりダマを潰しておかないと、壁に塗ったときにこんな感じのものが出現します。

赤い筋の部分です。カラー漆喰のせいもあり私はあまり気にしていませんが、気になる方はご注意ください。

1度目の塗りをする

ロイヤル通販の漆喰は基本2度塗りです。1度目の塗りは薄くぬります。

どのくらい薄くかというと、この漆喰には砂粒が含まれているのですが、それがガリガリするくらい。
説明には0.1~0.2mmとなっています。

ムラなども気にせずに塗っていきます。これはあくまでも2度目の本塗り?の漆喰を食いつかせるためのものなので、細かいことは気にしなくてOK!

表面が少し乾いてきたら、2度目を塗ります。

1度目はざっと塗ればOKとい言われても、よくわからないままにやっているので、1度目を塗り終わるころには最初に塗ったところが乾いてきていたので、結局すぐに2度目の塗りを始めることに…。

今だから思うのですが、2度にわけて塗ることで、漆喰の水分が吸収されすぎてしまうのを防いでくれているのかもしれません。

2度目の本塗りをする

毎度ですが、私はきれいに平らに塗りたかったので、2度目の本塗りは慎重にいきます。こちらは説明では0.6mmとなっていますが、実際に塗ってみると自分がどの程度の厚みで塗っているのかさっぱりわかりませんでした。

いずれにせよ、ロイヤル通販の説明通りだと合計0.7~0.8mmの塗厚になるはず。

でも、約2畳分の4kgを購入して1.5畳程度を塗って余らなかったので、実際にはもっと厚塗りになっていたみたいです。

商品レビューをたくさん読みましたが、規定の量で計算して買ったら足りなかったという方がちょくちょくいたので、思っているよりも厚く塗ってしまうことも多いようです。

中途半場なところで足りなくなるとキレイに仕上がらないので、ぴったりな量で購入している人はなるべく薄塗りをするのがよいと思います。

2度塗りの時に模様をつけるなりなんなり好きなように塗っていきます。

私はフラットに塗りたかったのでなるべく凹凸ができないよう漆喰に水を足しつつ塗っていきます。

ロイヤル通販の漆喰は最初からかなり柔らかめではありますが、塗るスピードに自信がないこと、きれいに平らに塗りたかったので霧吹きで水を加えています。

鏝塗りも2度目なので比較的スムーズに塗り進めることができました。

が、やはりやってしまいました…。

終わりに近くなった時に、塗るのが少しうまくなったところで、前半に塗った部分で一部少し凹凸がある箇所が気になってきてしまいました。

でも、部分的に上から重ねると色が変わってしまうことは学習していたのですが…広範囲の部分補修をすれば大丈夫なのでは??と思いついてしまったのです。

そして塗りなおしてしまいました。

やっぱり色が変わってしまったーーーー!!!

一度塗ったところは触らない、これ鉄則です。

マスキングは余裕を持たせておいたので、はがす時も問題なくできました。

参考記事余裕をもってマスキングするのが大切だとわかるPROST株式会社の漆喰を塗った話

ロイヤル通販の漆喰を塗るのに必要な道具

特別な道具は特にありません。漆喰塗りの基本の道具でOK。

  • コテ板
  • 養生アイテム(マスキングテープ、マスカー・ブルーシートなど)

以上!少ない。

あとは、シーラーの塗布が必要な場合には、シーラー・刷毛・ローラー・ローラーバケツが必要。

金属?プラスチック?どんな鏝がいいの?

漆喰を平らに塗る方法を調べていて出てきた情報が、プラスチックの鏝を使うと塗りやすいというもの。金属と違ってしなるので塗りやすいということでした。

というわけで、念のために金属とプラスチック両方の鏝を準備しておきました。

結果、どちらが使いやすかったかというと、私は金属の鏝でした。理由は何となく…。って全然理由になっていないのですが、ここがいい!という明確なことはわからなかった。けど金属が良かった。

プロはどうなのかわかりませんが、素人にとっては経験がないため細かな違いがわからないので、もはや好みの問題なのかも。

プラスチックの鏝を使ったら劇的にキレイに塗れた!ということはありませんでした。

模様をつける人も、フラットに塗りたい人も、金属の鏝があれば何とかなると思います。

自作も可能。コテ板(パテ盛板)がやっぱりオススメ!

100均のチリトリやまな板で代用するという案もありますが、鏝を使うのだったらやっぱり小さかった凹凸があって使いづらかったりします。

で、多分もっとも安くコテ板を入手する方法はこれ。簡易コテ板を自作!

材料は3つだけ。

  • コテ板サイズ(30*40cm)程度の9mmから12mmくらいの板
  • 角材のきれっぱし20~30cm程度
  • ビスまたは釘など

作り方は角材をビスで合板にとめるだけ。以上!簡単!

これ、実は大工さんがやっていた方法。DIYをする人なら家にある余った合板や角材で作れるから非常に便利。

養生アイテムは必須!思っているよりも汚します

漆喰を塗る範囲を決めるマスキングテープはもちろん必要です。

それ以外に、思っている以上に周辺の壁や床を汚してしまいます。
ふとした瞬間に垂れます。

床用のブルーシートと壁用のマスカーも準備しておいた方が良いです。そして、コンセントもテープで保護することを忘れずに!

ロイヤル通販の漆喰を塗ってみたまとめ

少量ずつ小分けにされていたりと、DIYで使う人のことを考えて作られた扱いやすい漆喰でした。

塗る時に気になることもなく、初心者でも塗りやすい!これに尽きます。
力がなくても十分DIYが可能な漆喰でした。

天然素材や色にこだわるのならばスイス漆喰やPROST株式会社の漆喰がオススメです。

関連記事:【失敗】DIY|PROST株式会社の練り漆喰プレミアムを自分で塗ってみた

関連記事:DIYでスイス漆喰「カルククリーム」を内壁に塗る方法

では、うめママでした!

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